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SHOWDOWN OF THE UNBEATABLES
“優れた傘をデザインする。結果を見たら,すべてにおいて成功と言える。”
“傘は,都会生活では単なる邪魔なお荷物のひとつ… 知的デザインを持つBluntの傘は,そんなことを言う傘嫌い達を変えるかもしれない。”
“出かける用事もないのに,気が付くと嵐の中に傘を持って出かけている自分を発見するだろう。”
“その構造の完全性は,サンピエトロ大聖堂に匹敵するものである。”
“この先の人生で手にする傘の数が確実に減るのは間違いないであろう。”
“Bluntは,構造的にはつり橋とNASAの宇宙探査機の中間に位置するような存在である。”
In the Press
Stormy Weather Cannot Defeat Re-Engineered Umbrella
WIRED, Dylan Tweney, 08.02.10
先日の嵐の日,サンフランシスコの街を歩く人々はみな風に翻弄されていた。安物の傘はまるで飼い主の言ううことを聞かない子犬のように暴れ回り、腹を顕わにした海星のように裏返りを見せていた。でも私は違った。私の傘はものすごい突風と豪雨の中でも円形状の形を維持していた。それはサンピエトロ聖堂のように不動の構造をつくりあげていた。
Not Gone with the Wind
THE WALL STREET JOURNAL, Michael Hsu, 02.04.11
もしあなたが紙タオルを使うように何本もの安物の傘を使うのであれば、これでもかというほど過剰なまでにテクノロジーを詰めこまれたニュージーランド発Bluntの傘が,ゴミを減らし雨風を凌ぐ手段を与えてくれる。
Bluntは,構造的に言えばつり橋とNASAの宇宙探査機の中間に位置するような存在である。入れ子状にデザインされたファイバーグラス製の親骨,ずんぐりとして並んだ姿が印象的なポリカーボネート製受骨,そして名前通り,歩行者を脅かす鋭い金属の先端の代わりにエッジを落として丸みをつけられた露先をその構造に持つ。